演題は、「これからの人生を快適に過ごす住まいの整え方」
退院した次の日は、えひめ女性財団から、昨年9月に依頼されていたセミナーが開催される日でした。
昨年は、コロナの影響で、延期になり、今年も、9月に予定されましたが、それも厳しくて、今回10月に延期になっていたものです。
ウエルエイジングセミナーは、4回連続の講座で、その最終回が、私の担当で、片づけの立場から「これからの人生を快適に過ごす住まいの整え方」のお話をさせていただきました。
リハビリ専門の病院の退院は、当初もう少し早い時期の予定でしたけど、22日になりましたから、ギリギリでしたね。
それで、リハビリ病院で体験した、物の少ない暮らしのことや、自分の体が動かなくなっていくことを予想した暮らしの仕方を考えていくように、提案させていただきました。
まず初めは、マンダラエンディングノートの体験板を書いていただくことから。
質問に答えていただき、それをお隣の方とシェアしていただくことを繰り返しながら、会場が和やかな雰囲気になっていきました。
たいがいの講座では、一方的にお話を聞くことが多いわけですから、ほんの短い間ずつのシェアですが、ご自分のお話をしていただく時間は、貴重だったのではないかと思います。
自分の考えたことを話すことと、同じ問いに対して相手の方が考えたことを聞くことは、考えを深めるためにも効果的です。
きっと皆さんが、ご自分の大切にしていることを考え、深める時間になったことと思います。
感想をご紹介
セミナーの感想の一部をご紹介しますね。
- 片づけは『何を大切にする暮らしをしたいのか』自分の思考を整理することから始まる――というテーマでお話をしてもらって、ひとつ違う見方をいただいた気がします。「片づけって終わりがないんですよ」っておっしゃられていましたが、本当にその通りだと思いました。家の中や暮らしを見直しながら自分にとっての最適を見つけてよいセカンドライフを送りたいです。
- 自分を見つめ直す。反省とかこれからのことを考える機会だった。
- よかった!ライフオーガナイザーの方たちの力を借りながら片づけ頑張っていきたいです。鶴見さんいろいろとアドバイスありがとうございました。
- なかなか楽しい講義でした。質問をいっぱい受けたのにみんな違っていい。大満足です。今日の出席者みんな100年生きるといいな。そうなれば死について考えなくていいと思う。
- いろいろ考えるきっかけになりました。
- これからむかえる終活について準備の必要性があることがわかった。身辺の整理整頓を行っていきたい。
- ゆっくり丁寧な口調で分かりやすく話してくださりよかった。ここ数年断捨離をしていて家の中をすっきりしてきた。思い切りは大事だと思う。
- 片づけは私の永遠の課題です。今日の話をもとに準備運動から始めたいと思います。
- 今度の目標ができたようです。いろいろな視点で今までの人生、これからの人生を見つめ直すことができました。ありがとうございました。
***** これからの暮らしに、ライフオーガナイズの片づけの視点を加えていただけたようで、何よりでした。
そう一筋縄ではいかないこともあると思いますけど、一緒に、これからも、片づけについて考えて行けたらいいな〜と思いました。
復帰後第1日目で、お役がはたせるかと心配でしたが、無事に終わってホッとしました。
流石に疲れて、その日は、早寝しました。
ゆっくりと、日常のペースに戻していこうと思います〜。
それではまた!