生ゴミの処理に、お困りではないですか?
生ゴミの処理の仕方には、いろんなやり方があって
我が家でも、試行錯誤してきました。 それで、今行っている方法は、コンポスターに入れて、溜まったら、畑に入れるという方法です。 ただ、畑のない方や、土に返せる場所のない方もいますので、我が家で行ってきた方法の
それぞれのメリット・デメリットを比較してみようと思います。
そうして行き着いた結論は、
それぞれの家の価値観で、納得できる方法を選ぶのが良いということです。
何を大切にして選ぶのか、手間がかかってもこちらがいいといえるものなのかどうか?
それでは、我が家で行ってきた方法をお伝えしますね。
試した方法
1)ディスポーザーを使う
2)EMボカシを使って堆肥化する
3)市の可燃込みに出す
○ そのままビニール袋に入れて出す ○ 生ごみを乾燥させて出す
4)コンポスターに入れる
5)LFCコンポストを試す
メリットとデメリット
1)ディスポーザーを使う
これは便利ですよね。
以前に住んでいた千葉で家を建てるときに、友だちから勧められてディスポーザーを設置しました。
生ゴミが出たら、それを一瞬で砕いて下水に流すので、
使っている当人たちは、手間もかからずに、市のゴミに出すこともしなくてよくて とても便利な方法でした。
でも、植物残渣が砕かれているとはいえ、そのまま下水に流れるのですよね〜。
ということは、水を汚し、下水処理場に負担をかけることになるのではないかと、 特に夫が強く反対したために 速攻で取り外しました。
不便にはなっても、下水に、生ごみを流したくないというポリシーですよね。
ですから、この方法は、我が家には不適でした。
2)EMボカシを使って堆肥化する
このメリットは、生ごみをボカシ肥を使って分解するので、比較的時間がかからずに堆肥化できるという点です。 それで、ボカシ肥を作ったり、購入したりして、かなり続けていました。
これは、庭の土も肥やすことができて、なかなか良かったです。 ただ、ボカシ肥を作るのに手間がかかることと、容器の洗浄、出てくる液体の始末、土に戻す手間などがかかりました。ボカシ肥を購入すれば、お金もかかりますしね。 また、キッチンに置いておくと、場所をとるという点も、デメリットでした。
それで、もっと良い方法はないかと探すことになりました。
3)市の可燃込みに出す
○ そのままビニール袋に入れて出す
とても忙しい暮らしの時には、そのままビニール袋に入れて生ごみを出していたこともあります。 これは、手軽ですし、簡単です。
でも、気持ちが咎めました。
生ごみを焼却するのに、化石燃料を使うわけですから できれば、それを減らしたい。
あと、市の可燃ゴミに出すときに、ゴミ袋を運搬するのがとても重いというデメリットもありましたね。
○ 生ごみを乾燥させて出す
そこで、生ごみを乾燥させてから、可燃ゴミとして出すという方法を知りました。 これは、水分を含まない分軽くなるし、焼却にも負担が軽くなるというように思うので、良かったのですが、この手間をかけることを続けるのが難しく、すぐに挫折しました。
4)コンポスターに入れる
次は、コンポスターを使う方法です。 これは、市の助成を受けると購入料金が半額になりますし、庭などにおければ、比較的容易に使うことができます。我が家は、畑も田んぼもたくさんありますから、これが一番適した方法になり、続いています。分解の遅い冬場には、たくさん溜まりすぎてしまうことがありますが、なんとか、循環して使うことができています。 このデメリットは、ボカシ肥などを使わなければ、腐敗臭がすることです。 ある程度広い土地があると、使っていける方法だと思います。
それから、我が家では、離れた場所にこんポスターを置いているのですが、夫がそこまでの運搬を引き受けてくれているという援助があって、成り立っていることです。
5)LFCコンポストを試す 途中で、LFCコンポストを試したこともあります。
これは、マンションなどにお住まいの方でも手軽に取り組める、画期的な持続可能なゴミ処理の方法だと思いました。使用方法は、ボカシ肥を使って専用の容器で、EMボカシ発酵させていた時と同じようです。容器も布製で、とてもおしゃれです。
ただ、扱い方によっては室内に小蝿が発生しやすいことがありました。 マンショなどのベランダに出して置けるようなところでは良さそうですが、我が家では、元々のコンポスターを使う方が、暮らしにはあっていました。
選ぶ視点は、それぞれの価値観
そんなわけで、色々な方法を試してきた結果、我が家ではコンポスターを使う方法が長続きしている方法です。
ディスポーザーを使う方法は、とても便利でしたけど、我が家の価値観には合わなかったので、すぐに却下になりました。
とても良い方法だと思っても、手間のかかりすぎることや、自分のやりやすさに合わない方法は、長く続けることができません。 それらの折り合いをつけ、この程度の手間なら、これを選べばいいかな〜というところを、選んでいくということになるでしょうか? あなたの家の選び方はいかがでしょうか?
生ゴミのことを通しても
家族で、持続可能な暮らしは?と考えてみる手がかりになるのではないでしょうか?
それではまた!