本を読むときに気をつける三つのこと

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本を読むときに気をつける三つのこと

 

暮らし塾の方から、本を早く読めるようになるには?というご質問をいただきましたが・・・
それ、わかりません〜。  

検索したら、早く読む方法があるようですね。

・七田式の速読法

・神田昌典さんが勧めているフォトリーディング

・速読を超えて、最近は瞬読という方法もあるそうです。


それらは、試したことがないのでなんともいえません。 

ですから、ここでは、速読などの特別な方法を使わないで本を読む場合に気をつけていることについてお伝えしようと思います。

①  興味のある本、好きなジャンルの本を選ぼう

本を読むのが大好きで、暇さえあれば本を開いているという読書好きの方は別ですが、本を読もうと思っても、なかなか読み進めることができなくて、途中でやめてしまうことに、後ろめたい気持ちを持っている方も少なくないと思います。

「本が読めない、あ〜自分はなんてダメなやつだろう」などと劣等感を持ってしまう場合がありますけど、本当にそうかどうかをまず疑ってみましょう。

きっと今までに1冊も本を読んだことがないという人も少ないと思います。

ですから、まず初めには、自分が興味を持った本を選ぶということが大切です。

そうして選んだ本ですが、すぐに読まないで机の上などに置いておくと、読む意欲がなくなることがあります。

私たちは、毎日新鮮な体験を積み重ねていますから、興味の対象が変わっていくことは自然なことです。

ですから、興味を持ったときに本を購入したり借りたりしたら、すぐに読み始めるというのがコツです。

なんといっても鮮度が大事なんです!

ですから、本を手に入れるときには、その本を読めるだけの時間も確保するということに気を配ってください。 

②  本を読む時間を確保しよう

それには、自分の読書速度を把握していると便利です。

〇〇ページの本は、どのくらいの時間で読めるか予想が立つと、時間を確保するときの目安ができます。

例えば、30分で50ページが読めるということがわかっていれば、1冊200ページの本なら2時間ですね。


これ、文字の大きさにもよりますから、本によって、多少の差ができますけど。

そしたら、それをスケジュール帳に入れてみましょう。

続けて2時間取れなければ、30分ずつ小刻みにとってもいいですね。

そう考えれば、隙間時間を利用していつまでに読み切れるという予想がつきます。

あと30分で読み終わる〜という楽しみも生まれますね。

③  最初から最後まで読まない自分を許しましょう

興味を持って購入したけど、なかなか読み進められない本もありますよね。  

内容が期待していたものと違ったときや、表現の仕方がしっくりこなくて頭の中に内容が入ってこないとき、理解するのが難しかったときなどです。

そんなときにも、初めから終わりまで読むことを自分に課してはいませんか?

私は、そういうことがよくあります。  

途中からつまらなくなってしまって、なかなか読めないのに、読まなければならないと思い込んでいるのですね。

そして、できない自分を責めていました。 

でも、やめてしまっても、誰もあなたを責める人はいないのですよ〜。

自分で自分を追い込んでいるだけですね。

だから、その場合は、潔く手放すこともありです。

ずいぶん昔に、足立幸子さんの「あるがままに生きる」という本を読みました。

そのころは、自分の時間を作るのが難しい子育てと介護の時期で、1冊の本を全部読みきれないままに積んでおくのが普通になっていました。

そうしましたら、その本に、「出会った本の中に、たった1行でも、自分にとって必要なことが書かれていたら、それだけでその本に出会った価値がある」と書かれたところを見つけました。(正確ではないかもしれませんが・・・) 

それをみて、そういうふうに考えてもいいのだな〜と、とても気持ちが楽になったのです。

それ以降は、読みたかった本が最後まで読めなくても自分を責めないようになりました。

新しい本に出会って、目次を見て、興味を惹かれたところをさらっと読み、心に響く言葉に出会うと、あ、これがあったから、この本を買ってよかったな〜と満足するという感じです。

ただ、全部を読んでいないと、その本を語るということはできにくいですよね〜。

アウトプットをすると、記憶が定着します

最近の私は、自分の時間が取れるようになりましたから、本も読めるようになっています。  

だいたいが自分にとって読みやすい本を読むのですけど、たまに、読み進めにくいな〜と感じる本にも出会うことがあります。 

やめてしまえばいいわけですが、この分野のことを学びたいなどというときには、やっぱり読んで、内容を理解する必要がありますものね〜。

そのときには、少し意味が取りにくいな〜と思っても、まずは50ページ読んでみます。

そして、この本のレポートをするという気持ちで、筆者が伝えたい大事なところに付箋をつけていきます。 

読み終わったら、覚えておきたいところをメモしておきます。 

自分でまとめられないな〜と思ったら、書評や、その本について書いてあるものを探して、それを読み、リーディングリストに入れておいたりします。 


そうすると、内容を思い出すのに役立ちます。 

読んだ本も、アウトプットしておかないと、せっかくの情報を忘れてしまいがちなので。 


あなたが本を読むときに気を付けていることはなんですか?

よかったら、聞かせてくださいね。  





それではまた!

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