今日の話題は、小松易さんの本
今日の話題は、2012年に三笠書房から出版された
小松易さんの本です。
小松さんは、日本で初めての「かたづけ士」で、
今では、主に、企業の片づけに尽力されています。
その小松易さんの本は、今は、中古品しか手に入りませんけど、
片づけについて、とてもわかりやすく書かれていました。
次にご紹介するのは、書評にあったもの2つです。
lovewarie
5つ星のうち5.0 地味だけど、いい本です。2013年7月31日に日本でレビュー済み
本の中に写真での説明はなく、イラストが少しあるだけで、地味な印象ではあります。
文章をゆっくりと時間をかけて読んでいくタイプの片付け本、というのは珍しいかもしれません。
内容については、ほかの片付け関係の本に書いてあることばかり、という書評もありました。
ですが、読むほうもその時々で受け取り方が違ってくるものだし、この本ではじめて片付け術に触れる読者もいるでしょうから、
当たり前のことであっても、しっかりとわかりやすく書いてあることで、読者の助けになります。
自分も、片付けの最初の一歩が踏み出せないタイプの人だったんだ、と気づかせてくれる本です。
Joey
5つ星のうち5.0 片付けを習慣づけるのにGOOD!2014年3月11日に日本でレビュー済み
40代主婦です。いままで片付けや収納を謳ったいわゆるベストセラー本を何冊も読みました。ノウハウはわかるのですが、育児に追われてなかなか手をつけられませんでした。時間もなかったし、それにそこに書いてあるようなドラマチック?な大掛かりな片付けは自分の性格に合わないような気がしたのです。
でも、こちらの本は地道でした。
「小さい面積を1箇所ずつ、毎日15分ずつ片付けることで、それが自分の習慣になる」
そうか!自分には片付けの習慣化が必要だったんだ、と気づきました。
ちょっとずつは面倒です。でも、いきなりフルマラソンを走るような片付けも息切れ必至なので、無理。そうなるとまずはストレッチから。ちょっとの片付けの効果はけっこう大きくて、少しでも綺麗になるのは目に見えて嬉しいです。
まだ始めたばかりですが、この本に従って自分の片付けの能力を上げていきたいと思います。
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本のエキスは?
一章には、「1日1カ所だけ」「画用紙1枚分」「1日に15分」と書かれていて小さな面積から、少しの時間から始めることの大切さを伝えています。
他の人と比べないで、自分の中のいい点を探す癖をつけるといいですよ〜と、
とても優しいですね。
二章は、最初はよく目につくところから始めましょう。
「大きなゴール」だけでなく、1日ごとの「小さなゴール」を設定しましょう。
三章は、片付けない原因5つのチェック
①自分を客観視できていますか?
②モノが多すぎませんか?
③「場所がない」せいにしていませんか?
④片づける時間がないと思っていませんか?
⑤「人」が原因になっていませんか?
ちょっと心当たりのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
四章は、整理が8割、整頓は2割。
整理には出す、分ける、減らす、しまうが基本です。
五章は、片づけは、最終的には方をつけること
片づけをすると、人生の目標となる生き方が見つかると結ばれていました。
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基本的なとても大事なことが網羅されていますね〜。
井田典子さんとも、共通していました
婦人之友の友の会で、片づけのことを教えている井田典子さんも
「だわへし」と言っているのですが、
小松さんと同じなんですね〜〜。
そのことにも、今回気づきました。
基本に立ち返る本でしたよ。
どなたかのお役に立ちますように。