小さなリフォームでも、大勢が関わります
大工さんが屋根の下地を作るとすぐに、屋根屋さんがやってきました。
屋根屋さんは、新しくできた部分と昔の瓦の部分を上手に繋ぎました。
ここをきちんとしないと、雨漏りの原因になりますからとても丁寧に仕事を進めていました。
そこがしっかり出来上がると、屋根にコロニアルを張ります。
赤い色で、母家のペンキとよく馴染みますが、でも〜よく見えません〜。
出来上がってから、上の棚田に上がって、しっかりみてきました。 なかなか素敵な色合いです。
屋根屋さんもすごい!
母家は、なにしろ築75年ですから、瓦も傷んできています。
それを、細い棒(見かけは、幅が3cmくらいで、三角形をしていて、長さが1、8mくらいかな〜)を渡して、その上に足をかけて、高いところなのにちっとも臆せずにスイスイと歩き、瓦が動いてしまっているところを修正してくれました。
本来の業務の他に、古い瓦の点検までしてくれて、感謝です〜〜。
これを1日でやり切りました。 その間に大工さんは、筋交を入れて、断熱材も入れていきます。
あ、電気屋さんもきました。 電気屋さんは、コンセントや、スイッチの場所に電線を通していきました。
こちらも、古い家なので、どこから通そうかと思案しながら進めます。
屋根屋さんと電気屋さんと大工さんは、担当さんといつも打ち合わせをしています
大工さんは、また何日かかけて、断熱材を入れたところに板を張り、その上にクロスが張れるまでに仕上げていきます。
難しそうだったのは、母家の元の屋根が下がっているところです。 それを切って、昔の形なりに、うまくいくように仕上げて行きました。
それらがだいぶ出来上がった頃に、今使っている鴨居の低くなっているところを切断し、壁も落としました。
上の写真が切り取った鴨居にあたる壁です。ここにも、しっかり竹こまいが入っていますね〜。
こんな仕事をするときは、母家の方にほこりが入らないように、入念に養生をします。
これが一仕事ですね〜。
大工さんや屋根屋さんや電気屋さんが、入れ替わり立ち替わりくるので、監督の担当さんは、毎日通ってきて、打ち合わせと調整をしています。
それぞれの仕事の隘路になる部分は、担当さんが引き受けてやってくれます。
監督さんって、段取り力や調整力が要求される大変なお仕事だということが、よく分かりました。
まだまだ続きます〜
それではまた!