なんだかどなたかの身長のようですよね〜
これはね〜、私の家の流し台から食器棚までの距離です。
きっとみなさんのお家よりも広いのではないかと思います。
どうしてこの長さにしたかというと、キッチンのリフォームをするときに、流しと、食器棚の間に扉をつけたかったからなんです。
料理教室をするということもあり、キッチンを、あまり生活感があふれたところにしたくなかったことと、扉を開けると間が広いので、6名くらいの方がお鍋をのぞくのにも好都合だと思ったのです。
それで、162.5cmという長さになりました。
この長さのメリットは?
これは、料理教室をしているときには、とってもありがたい広さでした。
この広さがあるから、みなさんが窮屈な思いをせずに、調理をすることができました。
それに、扉を閉めてしまえば、キッチンのような感じではなくなるので、大きなテーブルでお客様をお迎えすることもできました。
この長さのデメリットと、これからの注意点
ですが、この広さ、私の左足が痛い時には、とっても長い距離になりました。
というのは、洗った食器は、流し台の右側に置くわけですが、それを食器棚に戻す時に、後ろを振り向いて、1歩か2歩移動しないと食器がしまえなかったのです。
こんな些細なこととお思いでしょうが、この1歩、2歩がとっても辛かったです〜。
足を踏み出す時に、たまらなく痛いしね〜。
どうしたらいいのだろうかと、何度も考えましたよ。
暖かくてお湯張りが楽で、段差のないお風呂や、洗濯が容易にできる洗面所、簡単な炊事ができる小さなキッチン付きのケアハウスが必要なのではないかと考えて、建築会社をしている友だちに相談もしました。
それから、ここで暮らすのは、もう無理なのではないかと、転居することも考えました。
でも、家族みんながよいという方法は、見つかリませんでした。
住宅に求められる広さや機能は、その時々のライフステージによっても、違うのですね。
いつ、どんなことになるかわかりませんから、それに対応していくためにも、介護が必要になるという場合のシミュレーションも、考えておく必要がありそうです。
それから、どんな場合にも、家の中にあるものを把握しているということは必要ですね。
鶴見 さんは、自分の持ち物全部を把握していますか?
なんとか、決着をつけたいものは、ぜひ、気力、体力のある50代、60代に向き合っておきましょうね〜〜。